「万策尽きた」とは2014年に放送されたアニメ『SHIROBAKO』をきっかけに広まったスラングである。
アニメの制作が諸事情で間に合わず、期日までに納品が難しい、「落とす」状態もしくは強引に間に合わせた結果、低クオリティの成果物を納品しなければならない状況の事を指す。
この度、新作アニメのひとつが放送延期となった。
【重要なお知らせ】
— 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』公式@小説最新8巻 大好評発売中! #ロシデレ (@roshidere) 2024年2月19日
TVアニメ「#ロシデレ」の放送時期ですが、皆様にさらに楽しんでいただける作品を目指すため、2024年4月から7月に延期することとなりました。
楽しみにお待ちいただいている皆様には大変申し訳ございませんが、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/xp8CDpJF4P
4月から放送予定だった『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』(以下ロシデレ)の放送開始が7月に延期された。
皆様にさらに楽しんでいただける作品を目指すため
とか言い訳こいてますが、要するに万策尽きたってことでしょう。
まどマギとかガルパンみたいに最終エピソードが間に合わないとかじゃなくて、初回が間に合わないんだよ。中々無いよそういうの。
・・・と思ってたらロシデレの制作をしている動画工房は過去何度も放送開始が間に合わない事態を引き起こしていた!
メディアミックスモノの『テクノロイド オーバーマインド』は2022年7月に放送開始予定だったがスタジオ内のコロナ感染拡大を理由に2023年1月からに延期された。
漫画のアニメ化『白聖女と黒牧師』も同様の理由で3か月延期された。動画工房は同時期に『推しの子』を制作しており、「そちらにスタッフを集中させるために万策尽きたのでは」とまことしやかに語られた。
そして今回も4月から『ロシデレ』と『夜のクラゲは泳げない』をスタートする予定だったのに、『ロシデレ』の方が万策尽きたのである。『夜のクラゲは泳げない』の方にスタッフを集中させてるんじゃないのか今回も・・・
放送開始が間に合わないアニメが傑作になるわけもないので、『ロシデレ』もダメだろうなあ・・・
『ロシデレ』は原作ラノベがヒットした上に、ロシア人と日本人ハーフのヒロインの声が上坂すみれというそのまんまな企画で、完全に上坂すみれありきの話だよね。世界中で100億人ぐらいが同じこと考えたはずで、みんな悔しがってたけど、こういうのは先にやったもん勝ちなので残念でした。