巨匠スピルバーグの新作『ディスクロージャー・デイ』は宇宙人に関する情報開示(ディスクロージャー)を迫ろうとする者と阻もうとする者のせめぎ合いが描かれる国家的陰謀をテーマにしたSFだ。
かつては『未知との遭遇』『E.T.』などで同様のテーマを描いてきたスピルバーグの総決算ともいえる作品で先行試写では絶賛の声が集まっており、期待が高まっている。
本国アメリカでは6月12日公開。日本では三週間後の7月10日を予定していたがこの度公開日が10月1日に後ろ倒しされてしまった。
映画『ディスクロージャー・デイ』
— ユニバーサル・ピクチャーズ公式 (@universal_eiga) 2026年5月28日
公開日変更のお知らせ
2026年7月10日(金)より公開を予定しておりました本作は、公開日を2026年10月1日(木)に変更することを決定いたしました。
作品を楽しみにされていたお客様にはご迷惑をおかけいたしますが、公開まで今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
日本だけ情報開示が大幅に遅れるわけだが配給の東宝東和、制作のユニバーサル・ピクチャーズは延期の理由を全く説明しておらず、「情報開示」していないという態度に国家的陰謀を感じてならない。
理由として考えられるのはスピルバーグ作品に興行的な魅力が弱まっているとするものだ。直近の前作『フェイブルマンズ』はスピルバーグの自伝的ともいえる作品で本国では絶賛されアカデミー賞にも2部門ノミネートしたが日本国内の成績はわずか2億円という大惨敗。往年の名作をリメイクした『ウエスト・サイド・ストーリー』も9,8億円。
10億円以上の興行記録を出したのは『レディ・プレーヤー1』(2018年、25.5億)を最後にスピルバーグ作品は国内で苦戦が続いている。
もうひとつの理由は7月には強力な競合作品が控えているってことだ。まずはピクサーの『トイ・ストーリー5』(7月3日)にシリーズの最新作『キングダム 魂の決戦』(7月17日)、31日にディズニーの実写『モアナと伝説の海』マーベルの『スパイダーマン:ブランド・ニュー・ディ』。これらと競り合ってスクリーンの確保に走るのは大変だ。
先んじて6月からはロングラン大ヒット間違いなしの『Michael/マイケル』が7月以降もスクリーンを占拠している可能性があり、これら劇場の状況を踏まえるとつぶし合って疲弊するよりは公開時期をずらした方がいいと判断したのはわからなくもない。
しかし10月にしたって『バイオハザード』『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』『ストリートファイター』があるわけで、まあ7月よりは争いが落ち着いているとは思うけどさ・・・
それ以前に3カ月も空けられたらネタバレするに決まってるやん!ネタバレ絶対厳禁映画でこれはキツすぎる。
一刻も早い情報開示を願うものである。
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