1923年、アイルランドの孤島を舞台におっさんと老人が仲たがいして傷つけあう、アイルランド内戦を思わせる悲喜劇『イニシェリン島の精霊』は本年度アカデミー賞有力候補のうちのひとつ。
長年の友人だった二人が些細なことから対立を深め、分断されていく現象はアイルランド本土で行われていた。昨日までの友人が殺し合いにまで至ったのである。1998年に北アイルランド和平合意が成立するも2005年あたりまでは断続的なテロが行われていた。そんなアイランドで2014年に起きた地下ニュース。
アイルランド・ダブリンで路上駐車の車が突如炎上。現場付近で「血まみれの男」がタクシーに乗ったことが目撃されている。事件との関係は不明だが、地元メディアでは犯人がサマータイムになったのを忘れて時限爆弾のタイマーのセットをしくじり、自ら設置した爆弾の爆発に巻き込まれてしまったのではないか、とされている。
イギリスでは3月最終日曜日から時計を1時間早く進めるサマータイムに移行する。
血の日曜日も真っ青な爆破事件と思いきや、あまりに間抜けすぎる。筋肉少女帯の『サボテンとバントライン』じゃないんだから!映画に見とれていた少年はムービーシアター諸共吹っ飛んだ!!