『仮面ライダー』の出演で一躍有名になり、終了後に出演した『野獣狩り』『日本沈没』で映画界にも名を遺した肉体派スター、藤岡弘、は最近イケメンの息子や美女の娘二人に囲まれている。
武道家としても名を馳せている藤岡さんは77歳の今でも現役の武道バカ一代といったところで、肉体派の仕事をもとめられがち。2016年には海外ドラマ『ZOO-暴走地区-』(映画『コレクター』などで知られるジェイムス・パタースンの原作映像化)のDVD発売イベントに出席。川口浩探検隊シリーズの後を継いだだけに野生動物なら藤岡に任せろ、というわけだ。
このイベントで藤岡さんは生後3か月の雌ライオンを抑え込む、というポジションだったが、さすが野生動物。藤岡さんの首元を一撃し、サファリジャケットの袖を嚙んだ!すわ惨劇か!?と報道陣に一瞬緊張が走るもあとはライオンを宥めて事なきを得たのであった。
映像を見ると子ライオンとじゃれあっているようにしか見えないのであるが、首元にはしっかりと爪が食い込んだ後が残っているので恐ろしい。野生の生き物を舐めてはいけない。
同い年の松島トモ子さんはライオンに襲われて大けがをしたが、藤岡さんならどうどう、となだめられそうだ。現状、あまりに『仮面ライダー』の名前が浸透しすぎていて藤岡さんにはそれしかないように思われがちだが、真の野性味あふれる男なのでそれにふさわしい仕事を頼むぜ。牛か熊と対決するとか。